「病気の値段がわかる」本御喜千代著 山本学監修

公開日: 更新日:

 早期の大腸がんで、内視鏡治療を受け、3日間入院したAさんの治療費は約16万円だった。ところが、同じ大腸がんでも、そのまま放置してがんが進行し、開腹手術を受けたBさんは34日間入院し、約146万円かかった。同じ大腸がんでも治療時期によって医療費はこれだけ違う。

 また、年齢が上がるとともにがんや心臓病などの発症リスクは高くなり、体力や免疫力が低下するため重症化しやすい。高齢者だけでなく、仕事や子育て、親の介護で健康管理がおろそかになりやすい40代から50代も、大きな病気のサインを見落としがちである。

 備えておくべき医療費や保険の活用法を解説。

(アスコム 1650円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    世良公則氏やラサール石井氏らが“古希目前”で参院選出馬のナゼ…カネと名誉よりも大きな「ある理由」

  2. 2

    国分太一が社長「TOKIO-BA」に和牛巨額詐欺事件の跡地疑惑…東京ドーム2個分で廃墟化危機

  3. 3

    浜田省吾が吉田拓郎のバックバンド時代にやらかしたシンバル転倒事件

  4. 4

    “お荷物”佐々木朗希のマイナー落ちはド軍にとっても“好都合”の理由とは?

  5. 5

    「いま本当にすごい子役」2位 小林麻央×市川団十郎白猿の愛娘・堀越麗禾“本格女優”のポテンシャル

  1. 6

    幼稚舎ではなく中等部から慶応に入った芦田愛菜の賢すぎる選択…「マルモ」で多忙だった小学生時代

  2. 7

    「徹子の部屋」「オールナイトニッポン」に出演…三笠宮家の彬子女王が皇室史を変えたワケ

  3. 8

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  4. 9

    新横綱・大の里の筆頭対抗馬は“あの力士”…過去戦績は6勝2敗、幕内の土俵で唯一勝ち越し

  5. 10

    フジテレビ系「不思議体験ファイル」で7月5日大災難説“あおり過ぎ”で視聴者から苦情殺到