「世界の日本人ジョーク集 令和編」早坂隆著

公開日: 更新日:

 国際社会を不思議がらせる、日本人独特の行動様式やお国柄を、ジョークを通じて紹介する面白「日本人論」。

 コロナ禍、各国政府は国民にマスクの使用を求めることになった。アメリカ政府の発表は「マスクをすればあなたは英雄です」。ドイツ政府は「マスクをするのがルールです」。イタリア政府は「マスクをすると異性にモテます」。一方の日本政府は「みんなマスクをしていますよ」――という具合。

 他にもマスク不足や各国の医療体制などを題材にしたジョークを紹介しながらコロナ対応に右往左往した世界と日本を比較。他にも、同盟国アメリカをはじめ、中国や韓国、北朝鮮などの近隣各国との関係など。

 時に辛辣なジョークを交えながら日本社会、日本人の変化を分析する。

(中央公論新社 880円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    横浜流星「べらぼう」ついに8%台に下落のナゼ…評価は高いのに視聴率が伴わないNHK大河のジレンマ

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  5. 5

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  1. 6

    元横綱白鵬が突然告白「皇帝の末裔」に角界一同“苦笑”のワケ…《本当だったらとっくに吹聴しています》

  2. 7

    元横綱白鵬 退職決定で気になる「3つの疑問」…不可解な時期、憎き照ノ富士、親方衆も首を捻る今後

  3. 8

    阿部巨人の貧打解消策はやっぱり助っ人補強…“ヤングジャイアンツと心中”の覚悟なし

  4. 9

    山本舞香は“ヤンキー”より“令嬢”がハマる?「波うららかに、めおと日和」《ふかふみコンビ》で人気急上昇

  5. 10

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも