「医者が教える 健康断食」ジェイソン・ファン、ジミー・ムーア著 小田原雅人監修 鹿田昌美訳

公開日: 更新日:

 2型糖尿病の治療にはインスリンが使われるが、実はそれがインスリン抵抗性を引き起こしているのだ。体は何かの物質の濃度が上がりすぎると、それに反応して抵抗性を生み出すからだ。

 2型糖尿病は「インスリンが多すぎる病気」なので、インスリン値を下げる唯一の方法は「食べ方」を変えること。「断食(ファスティング)」で休食時間を生活に取り入れることが必要だ。通常の生活の間に定期的にファスティングの期間を挟む間欠的ファスティングと、長期間のファスティングがある。期間は12時間から3カ月以上までさまざま。方法も、水だけ、ノンカロリー飲料だけ、などいろいろある。

「断食ドクター」が効果的な断食法を指導する。

(文響社 2475円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木麟太郎をドラフト指名する日本プロ球団の勝算…メジャーの評価は“激辛”、セDH制採用も後押し

  2. 2

    日本ハム新庄監督がドラフト会議出席に気乗りしないワケ…ソフトB小久保監督は欠席表明

  3. 3

    ヤクルト青木“GM”が主導したバランスドラフトの成否…今後はチーム編成を完全掌握へ

  4. 4

    吉村代表こそ「ホント適当なんだな」…衆院議席3分の1が比例復活の維新がゾンビ議員削減と訴える大ボケ

  5. 5

    吉村代表は連日“ドヤ顔”、党内にも高揚感漂うが…維新幹部から早くも「連立離脱論」噴出のワケ

  1. 6

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  2. 7

    ブルージェイズ知将が温めるワールドシリーズ「大谷封じ」の秘策…ドジャース連覇は一筋縄ではいかず

  3. 8

    高市政権は「安倍イタコ政権」か? 防衛費増額、武器輸出三原則無視、社会保障改悪…アベ政治の悪夢復活

  4. 9

    今秋ドラフトは不作!1位指名の事前公表がわずか3球団どまりのウラ側

  5. 10

    亀梨和也気になる体調不良と酒グセ、田中みな実との結婚…旧ジャニーズ退所後の順風満帆に落とし穴