「歩くだけで効く!おさんぽ整体」小林篤史著

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 最近、長年悩まされてきた腰痛が軽くなってきた。その秘密は、歩き方を変えたせいかもしれない。本書で紹介されている、姿勢をよくするという“おさんぽ整体”とやらを続けているのだ。

 姿勢の悪さの原因はさまざまあるが、例えば長時間のデスクワークで椅子に座り続け骨盤が前に倒れた状態が続くと、大腰筋や大腿四頭筋などが硬直し、股関節の動きを低下させる。すると、体が前傾気味になり、背筋も伸びず、姿勢が悪くなる。これが腰の負担となり、慢性的な腰痛につながるというのだ。

 正しい姿勢を保つには骨盤をまっすぐに立てることが大切で、そのために有効なのが歩くだけで骨盤に効くおさんぽ整体というわけだ。やり方は実に簡単。例えば、おしりに両手の手のひらを当てて1分歩く「おしり押さえウォーク」。骨盤をまっすぐ立てることをイメージしながらやるといいという。これだけで何が変わるのかと半信半疑でやってみたが、なるほど、骨盤が意識されて姿勢をまっすぐ保ちやすくなる。

 また、へその下に両手の手のひらを当てて1分間歩く「おなか押さえウォーク」というのもやってみた。これもまた骨盤をまっすぐに立てるという感覚が意識しやすく、弱い力で下腹部を押さえているだけなのに腹筋が使われる。何とも不思議な感覚だ。これらの歩き方は、いつもの歩幅より5センチほど大股でやると効果が高まるという。

 姿勢の悪さに気づいたときに背筋をピンと伸ばしてみても、一時的なものですぐに猫背に戻ってしまっていた。しかし通勤時間におさんぽ整体を続けていると、骨盤を立てるという感覚が分かり、自然と正しい姿勢が保てているような気がする。

 これからも続けてみよう。 <浩>

(三笠書房 1430円)

【連載】毎日を面白くする やってみよう本

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