「闘え! ミス・パーフェクト」横関大著

公開日: 更新日:

 厚労省のエリート官僚だった真波莉子は、総理大臣栗林智樹の隠し子であることが発覚し職場を去った。現在は病院の立て直しなどを引き受ける「何でも屋」をしている。

 そんな莉子に、学生時代の麻雀仲間だった法務省官僚の川尻賢太から仕事のオファーが入った。過疎化に悩む川尻の生まれ故郷、長野県の王松村の活性化を依頼された。

 だが、莉子が王松村の職員の井上に依頼の概要を聞いた後、村長室を出たところで、天沼コンサルティングの天沼未央奈に声をかけられた。井上の上役が独自のルートで天沼に依頼したため、ダブルブッキングになってしまったのだ。

 完璧女が手ごわいライバルと闘いを繰り広げるエンターテインメント小説。 (幻冬舎 1870円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    世良公則氏やラサール石井氏らが“古希目前”で参院選出馬のナゼ…カネと名誉よりも大きな「ある理由」

  2. 2

    新横綱・大の里の筆頭対抗馬は“あの力士”…過去戦績は6勝2敗、幕内の土俵で唯一勝ち越し

  3. 3

    年収1億円の大人気コスプレーヤーえなこが“9年間自分を支えてくれた存在”をたった4文字で表現

  4. 4

    浜田省吾の父親が「生き地獄」の広島に向ったA.A.B.から80年

  5. 5

    山尾志桜里氏は出馬会見翌日に公認取り消し…今井絵理子、生稲晃子…“芸能界出身”女性政治家の醜聞と凄まじい嫌われぶり

  1. 6

    「徹子の部屋」「オールナイトニッポン」に出演…三笠宮家の彬子女王が皇室史を変えたワケ

  2. 7

    “お荷物”佐々木朗希のマイナー落ちはド軍にとっても“好都合”の理由とは?

  3. 8

    ドジャース佐々木朗希 球団内で「不純物認定」は時間の問題?

  4. 9

    くら寿司への迷惑行為 16歳少年の“悪ふざけ”が招くとてつもない代償

  5. 10

    フジ親会社・金光修前社長の呆れた二枚舌…会長職辞退も「有酬アドバイザー」就任の不可解