「60歳うつ」秋田巌著

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「60歳うつ」秋田巌著

「還暦の過渡期」に加え、かつて「中年の危機」といわれた40代からのうつ病や不安障害に、60歳になり直面するケースが増え、「60歳のうつ」が起こりやすくなっている。

 本書は精神科医が60歳前後のうつ病について解説。その上で、患者の回復に抜群の効果をもたらす分子栄養学に基づいた栄養療法の効果について紹介するメディカル本。

 分子栄養学とは、栄養も、分子レベルで体が必要としている量を摂取する必要があるとの考え方から、プロテインとサプリメントを用いる栄養療法。

 不安や聴覚障害、家庭不和、悪夢、心のわだかまりなど心身の不調を訴えた患者が、高タンパク、低糖質食の食事とプロテインの摂取、そして症状に合わせたサプリメントで、劇的に回復、減薬できた実例を紹介。 (PHP研究所 1045円)

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