「美しき人生」蓮見圭一著

公開日: 更新日:

「美しき人生」蓮見圭一著

 妻と離婚した阿久津哲也は息子の高校の卒業式に出た。謝恩会で、真壁校長の乗っている古いブルーバードが話題になった。その車は、RHマイナスAB型の真壁が献血したおかげで助かった女性の夫から贈られたものだったのだ。

 阿久津が構成を担当しているラジオの番組で真壁の話を取り上げることになり、取材のため、真壁を訪ねる。真壁の中学時代のアルバムに、とんでもない美少女、水島明子が写っていた。

 育ててくれた祖母が老人ホームに入所し、沼津の叔母に引き取られることになった真壁に、成人式の日に会おうと、明子は言った。だが、やがて彼女は難病にかかる。

 冷めることのない愛を描いた純愛小説。 (河出書房新社 1870円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    北島三郎(3)「北島ファミリー」の長女・原田悠里が語る御大

  2. 2

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  3. 3

    「マクドは健康保険と年金に加入できてよかった」 シニアが働き続けるために必要なこととは?

  4. 4

    東京・蒲田の2駅結ぶ蒲蒲線、大田区と地元を取材して分かった実現のハードルと地元の思い

  5. 5

    NHK夏の音楽特番「うたであえたら」は北川景子のMCが見事 カオスと化した近年の紅白はお手本に

  1. 6

    菊池風磨はジャニー喜多川氏の“推薦”もあって慶大総合政策学部に進学 仕事の合間に1日10時間の猛勉強

  2. 7

    KDDIが楽天モバイルへの「ローミング」終了でライバルの“品質低下”を狙い撃つ

  3. 8

    豊昇龍が長期離脱で大の里までピンチ! “ひとり横綱”の重圧で「共倒れ」にならないか

  4. 9

    徳川光圀(1)水戸黄門は全国漫遊などしていない 主に出かけたのは江戸と領地の往復

  5. 10

    永野芽郁がキャバ嬢で「復帰」もM!LKファンやきもき…共演するかもしれない佐野勇斗への“キラー”ぶり警戒