「旅のつばくろ」沢木耕太郎著

公開日: 更新日:

「旅のつばくろ」沢木耕太郎著

 これまで世界中を旅してきた著者が、新たな視点で国内の旅をつづったエッセー集。

 目的地を決めないで旅に出るのは、自分にとってのひとつの「夢の旅」だったが、ある日それに近いことが実現。その旅とは、小説を執筆中、登場人物の出身地をどこにしようかと、地図を眺めてふと目に留まった山形県の遊佐への旅だった。

 その遊佐で温泉に開眼。それまで温泉に特に思い入れはなかったのだが、温泉に入るためだけに温泉地に行ってみようと、今度は箱根へと向かう。

 ほかにも、車内で見知らぬ乗客からすすめられて行った軽井沢の紅葉の名所や、旅先でのちょっとしたぜいたくによってたどりついた花巻の宮沢賢治ゆかりの場所など。

 読者を旅にいざなう41編を収録。

(新潮社 605円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渋野日向子の今季米ツアー獲得賞金「約6933万円」の衝撃…23試合でトップ10入りたった1回

  2. 2

    マエケンは「田中将大を反面教師に」…巨人とヤクルトを蹴って楽天入りの深層

  3. 3

    今の渋野日向子にはゴルフを遮断し、クラブを持たない休息が必要です

  4. 4

    陰謀論もここまで? 美智子上皇后様をめぐりXで怪しい主張相次ぐ

  5. 5

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  1. 6

    日本相撲協会・八角理事長に聞く 貴景勝はなぜ横綱になれない? 貴乃花の元弟子だから?

  2. 7

    安青錦は大関昇進も“課題”クリアできず…「手で受けるだけ」の立ち合いに厳しい指摘

  3. 8

    Snow Manの強みは抜群のスタイルと、それでも“高みを目指す”チャレンジ精神

  4. 9

    小室眞子さん最新写真に「オーラがない」と驚き広がる…「皇族に見えない」と指摘するファンの残念

  5. 10

    池松壮亮&河合優実「業界一多忙カップル」ついにゴールインへ…交際発覚から2年半で“唯一の不安”も払拭か