「世界を変えたスパイたち」春名幹男著

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「世界を変えたスパイたち」春名幹男著

 1991年のソ連崩壊の原因は、社会主義の失敗と言われるが、実は裏で仕掛けられていた米国による秘密工作によるものだったという。それは、1981年のサミットでミッテラン仏大統領がフランス情報機関が入手したソ連の情報機関KGBに関する機密情報をレーガン米大統領に伝えたことにはじまる。

 以来、米国は巧みな秘密工作を練り上げ、ソ連を崩壊に導く。そして21世紀の今、世界は新たな冷戦の時代に入り、スパイたちの攻防はより激化。プーチン・ロ大統領のウクライナ侵攻も、そのソ連崩壊に対する報復だという。

 この30年間、世界各地に根を張る各国のスパイたちが、どのような戦略に基づいて工作を仕掛けてきたのか、その真相を明らかにする衝撃のノンフィクション。

(朝日新聞出版 1067円)

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