「忘らるる物語」高殿円著

公開日: 更新日:

「忘らるる物語」高殿円著

 今年18歳になる環璃(ワリ)は大国、燦(サン)に隷属する月端に生まれた。13歳のときに迎えた夫との間に息子が生まれたが、突然、人生が暗転する。

 燦帝国の次の皇帝を決める占いで、「皇后星」に選ばれたため環璃の一族は皆殺しにされ、息子は人質に取られた。環璃は次の帝候補の4人の藩王との間に子どもをつくるという任務を与えられた。環璃との間に子どもをつくった藩王が次の帝になり、環璃はその皇后となる。真珠の輿に乗せられて連行される途中、山賊に襲われた環璃をチユギという女戦士が救った。チユギは触れた男を塵(ちり)にしてしまう不思議な力をもっていた。

 男が女を犯せぬ世界を描くエンターテインメント小説。

(KADOKAWA 2090円)

【連載】今日の新刊

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    DeNA三浦監督まさかの退団劇の舞台裏 フロントの現場介入にウンザリ、「よく5年も我慢」の声

  2. 2

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  3. 3

    なぜ「愛子天皇」ではダメなのか? 美智子さまが心情を吐露する出版物を準備中…と政界で話題

  4. 4

    鈴木紗理奈以外にもいた…あのちゃんが過去に口にしていた“キライな芸能人”の実名

  5. 5

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  1. 6

    日本ハムがソフトBに8戦全敗の悲惨…崩壊投手陣が口にする「伏見寅威ロス」

  2. 7

    元サッカー日本代表・大津祐樹さんはビジネスでも成功 年商300億円の高級腕時計会社の社長に

  3. 8

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  4. 9

    DeNAビシエド電撃引退のウラとフロント批判殺到の必然《もうハマスタに行こうとは思わない》

  5. 10

    文科省「教育の政治的中立性」で波紋…なぜ森友学園がセーフで、同志社国際がアウトなのか?