坂口憲二には雑音も…1月期“好調連ドラ”最後に笑うのは?

公開日: 更新日:

 やや低調な今期連ドラの“勝ち組”がそろそろ見えてきた。

 視聴率が初回から右肩上がりなのは、テレビ朝日の「緊急取調室」と、フジテレビの「医龍4」だけだ。「緊急――」は、天海祐希(46)演じる叩き上げの女刑事が、ひと癖もふた癖もある犯人をあの手この手で落としていくという、地味と言えば地味な密室刑事ドラマ

「テレ朝の“ヒットの方程式”にうまくはまった感じですね。水谷豊主演の『相棒』シリーズのように若者ウケは狙わず、多少ベタな内容でも中高年が安心して見られるドラマを丁寧に作っています。天海は演技がワンパターンと言われますが、むしろそれがドラマ全体の安定感を生んでいる。かつての視聴率女王の面目躍如でしょう」(芸能ライター)

 23日放送の第3話は、平均16.1%(ビデオリサーチ調べ=関東地区)で、瞬間最高は19%台。今後さらに数字を伸ばしていく可能性が高い。

 一方の「医龍4」は、もともと人気シリーズ。数字こそまだ13%台と天海には及ばないが、主演の坂口憲二(38)の「結婚報道」を追い風にジワジワと……と思いきや、そう単純な話でもないようなのだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動