地上波で初MC起用 きゃりーに森高千里の“二の舞”の予感

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「あれじゃ本人が可哀想」「本人は未経験のMCはやりたくなかったみたいだけど、事務所に押し切られたらしい」――。

 森高千里(46)に同情の声が集まっている。「歌番組初司会」ということで鳴り物入りで始めた「水曜歌謡祭」(フジテレビ系)が視聴率低迷のため、スタートから半年で金曜深夜枠に移動となり「金曜歌謡祭」として再スタートすることになったからだ。

「実は再スタートとは名ばかり。亀山社長の肝いりで森高を三顧の礼で迎えたため、すぐに『打ち切り』とはいかなかっただけの話。打ち切られるのは時間の問題です」(テレビ関係者)

 それはともかく、関係者の間では早くも「第2の森高になるのでは?」と心配されている人がいる。「若者のカリスマ」きゃりーぱみゅぱみゅ(22)だ。この10月からテレビでMCを務めることになった。それも森高が“撃沈”した「水曜歌謡祭」の後番組「世界の何だコレ!?ミステリー」というから嫌な予感だ。

「モデル時代はともかく、歌手になってからの彼女は、日本国内での活躍というより、海外、特にヨーロッパから火がついて日本に逆輸入された“不思議ちゃんキャラ”として人気を呼んでいます。番組をシッカリ進行するタイプというより、突然何を言いだすか分からないフワフワした存在感が期待されている。これまでラジオやCS放送でMCをやったことはありますが、地上波MCは初めてのこと。彼女の個性が失われないか心配です」(音楽関係者)

 番組はUFOや超常現象などを取り上げるもので、MCは雨上がり決死隊とコンビを組むという。ぶっ飛んだ感想を述べるだけで許されるならOKだが、ヘタに仕切ろうとしたり、うまいことを言おうとすると森高の二の舞いかも……。

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