奇抜すぎる? マイク・タイソン流のプリンス追悼に賛否

公開日: 更新日:

 独創的で影響力のある伝説的アーティストだったプリンスが、21日に57歳で死去し、オバマ大統領をはじめ多数の各界有名人から追悼が寄せられた。その中で、最も奇抜なトリビュートを行ったのが、ボクシングの元世界ヘビー級王者、マイク・タイソン(49)だ。

 ツイッターに自分とプリンスの写真を修正ソフトで合成した奇妙な画像を投稿。「世界の人々と同じように私も悲しんでいるけど、あなたの音楽であなたの魂を祝おう」という悼辞を添えた。画像に「Prince」と書くべきところを「Printhe」とつづっているのは「s」の音を「th」と発音するタイソンの話し方のクセを表している。

 このツイートにプリンスのファンの反応は「完全にイカれている」「何てことだ、マイク」「個性的だが、悪趣味だ」「本日、最もワイルドなツイート」など否定的なものが多かった。しかし「奇抜」といえば、当のプリンスだって、ファッションや行動は相当なもんだった。タイソンの追悼はかなり奇抜で非常識かもしれないが、心からのものであることは間違いない。

 プリンスは天国でほほ笑んでいるんじゃないか。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動