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二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

高知東生に「いい夫」のレッテル貼ったメディアの“節穴”

公開日: 更新日:

 取材には「疑う」ことから始める場合がある。それが「化けの皮を剥がす」スキャンダルにつながる。高知・高島の夫婦生活の実態も怪しかった。主役を張る高島は映画や舞台で1カ月近く東京を離れることも多く、その間、夫は東京でお留守番。役者としてさほど仕事もなく暇を持て余す高知。家から近い三軒茶屋や西麻布かいわいで夜遊びする姿がよく目撃されていた。

「男友達と店で声をかけた女性グループと合流。“飲み直そう”とみんなを豪邸に連れて行っている」という情報もあった。「おしどり夫婦」の裏で常に女の影はチラついていた。愛人と一緒の逮捕も驚きはない。単に浮気が見つからなかっただけ。

「義父の介護のために俳優を引退」を多くのメディアは美談に仕立てていた。高島に気を使った面もあろうが、違和感はあった。要は俳優として売れない、仕事もない。引退の口実に義父の介護を出しただけ。義父は結婚を反対していたほど高知との間には確執があった。東京での同居を拒み、横浜で介護ヘルパーにみてもらっている。今さら高知が介護するはずもなければ、父親も高知の介護にはなるまい。

「いい人」を演じて芸能界を渡り歩いてきた高知。一番の被害者は覚醒剤に愛人の裏切り行為をされた高島。「極妻」で演じた姉さんのように威勢のいいタンカを切って三くだり半を突き付けるぐらいの決断が望まれる。

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