元ザ・ジャガーズ佐藤安治さん 温泉街でスナック経営36年

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■サラリーマン時代は足かけ10年

 さて、佐藤さんは宮城県内の高校を卒業後、横浜市の住友電工横浜製作所に就職。製品検査部門に配属され、夜はアマチュアバンドで活躍した。

「そうしたら『宮ユキオとザ・プレイ・ファイブ』というエレキバンドのリーダーだった宮ユキオさんからスカウトされまして、66年4月に加わったんです。その後、『ザ・ジャガーズ』にバンド名を変えて翌年6月、フィリップス・レコードから『君に会いたい』でデビューしました。最初のメンバーは私と宮さんのほか、宮崎こういち、沖津ひさゆき、森田巳木夫、岡本信でした。宮さんが13年10月、宮崎さんは14年9月、岡本さんは09年4月に亡くなっちゃって、寂しいもんです」

 デビュー曲が大ヒットし、68年には「進め!ジャガーズ 敵前上陸」(松竹)で映画初主演も果たした。しかし、69年ごろからGSブームに陰りが見え始め、佐藤さんは70年9月に脱退して結婚。義父が経営する仙台市内の広告代理店に転職した。

「サラリーマン生活は足かけ10年。飯坂温泉の自宅から片道約2時間かけて仙台まで通勤し、帰宅後は『夕花里』で伴奏。睡眠時間は毎日4~5時間しかなく、とうとう体調を崩して退職。店に専念することにしたんです」

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