渋谷天外に影響を与えた3人の芸達者 紳助の分析力に感嘆

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 かつてレギュラーやった「サンデープロジェクト」の司会をしてた時、週の半分は資料作りに費やしてたそうです。意外に思われるかもしれんけど人一倍真面目、ものすごい勉強家なんですよ。

 ご存じのように6年前に芸能界から引退してますけど、実は何べんも「一緒に舞台に出ませんか」とオファーしとるんです。ところが、「吉本興業の復帰の誘いを断ってるんやから、あんたんとこ出るわけにいかんやんか」いうて、筋を通してるんです。すごい律義ですわ。

■新喜劇と歌舞伎、芝居の見せ方の違い

 もう一人、役者として一目置く存在いうたら歌舞伎の坂東彌十郎さんやね。ダーツが共通の趣味という接点があって、僕の行きつけの大阪・ミナミのダーツバーに彌十郎さんも来てはった。それはかなり前から知ってたし、いっぺん話してみたい。ところが、劇場では新喜劇と歌舞伎が交互に公演するもんやからすれ違いが続いてたんです。

 それが9年ほど前かなあ。たまたまそのバーで会いまして意気投合したんですわ。話してみると、新喜劇役者と歌舞伎役者の芝居に対する考えの違いを知りましてね。芝居の見せ方の違いですわ。思わず「なるほど」とうなることも多いんです。3年前にはウチの「松竹新喜劇 爆笑七夕公演」に出てもらってます。

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