「保毛男」論争 人権と情熱の間に横たわるコンプラ問題

公開日:

 テレビはもっと自重するべきなのか、自重し過ぎているから面白くないのか――。そんな両論が湧き起こっている。

 ひとつはフジテレビ系バラエティーでの「保毛尾田保毛男(ほもおだ・ほもお)」問題。先の「とんねるずのみなさんのおかげでした 30周年記念SP」で、とんねるずの石橋貴明(55)が演じたこの約30年前のキャラクターに対し、視聴者からの抗議を受けて宮内正喜社長が謝罪したのに続き、番組公式サイトでも謝罪文が掲載された。

 朝日新聞は「『保毛尾田保毛男』なぜ使った?」とする記事でフジが今回の放送にいたった経緯を取材し、事前の映像チェックで「問題がないだろうか」との声はあったが、考査・倫理の担当部署との協議はしなかったという内情を報じた。そこで「LGBT(性的少数者)を取り上げる場合は、その人権に十分配慮する」との民放連放送基準に基づき各局がガイドラインを設けているとし、性的少数者のみならずコンプライアンス重視を徹底すべきとする昨今のテレビ界の風潮を伝える内容だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の芸能記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    偽装離婚で資産隠し 羽賀研二を“金の亡者”に変えた原点

  2. 2

    劇的試合続くも外国人記者ソッポ…錦織圭はなぜ“不人気”か

  3. 3

    毎勤不正「組織的関与なし」幕引き図る監察委のデタラメ

  4. 4

    「給料は我慢したのに」と戦力外通告の選手に言われて…

  5. 5

    日テレ料理番組終了で…速水もこみち“レギュラーゼロ”危機

  6. 6

    次女コウキのデビュー遠因か…父・木村拓哉が漏らした本音

  7. 7

    憲法改正国民投票CMに待った「通販生活」意見広告の趣旨は

  8. 8

    ハゲタカ勢も虎視眈々 日産vsルノーついに始まる株争奪戦

  9. 9

    愛娘の元彼・羽賀を“希代のワル”と見抜いた梅宮辰夫の慧眼

  10. 10

    「笑点」歴代司会者で一番やりづらかったのは前田武彦さん

もっと見る