小島一慶さん<4>「笑っていいとも!」の司会を依頼された

公開日: 更新日:

 はた目には、大きなチャンスを逃したような気もする。小島さんと同い年の久米宏みのもんたは早々に独立。それぞれ、「ニュースステーション」「午後は〇〇おもいッきりテレビ」という看板番組を担っていた。

 一方、小島さんがオファーを蹴ったことで、1つ下のタモリは、当時の二線級のタレントから飛躍していく。

「自己分析してみると、僕はテレビには向いてなかったかな……。テレビはどう映るかが必要であって、僕は普段、しゃべるときにそんな意識はしないですからね。みのさんのようにオーバーアクションもできないし、そういう意味では根が真面目なのかもしれないですね」

 そんな小島さんだが、女性絡みのスキャンダルもあって、テレビから姿を消したことがある。

 小島さんは少し沈黙してから当時を回想する。

「ケセラセラで、なるようになったとしか言いようがないですね。やはり人生に“たら・れば”はないと思う。ただ、あのままテレビの世界にいて、それこそ冠番組なんかをやっていたら、立ち止まって考えることもなかったろうし、西葛西で俳句の先生なんかもやっていなかったでしょう。それこそ、生徒さんのために毎回、今川焼きを25個も買って持っていくこともなかっただろうし、生徒さんから旅行のお土産をいただくこともなかった。人生の巡り合わせって、そういうもんじゃないでしょうか。なにより、あのまま平々凡々といっていれば、僕は傲慢な人間で終わっていたと思う」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    北島三郎(2)2018年に次男が急逝「息子だけど、音楽の、とても良い仲間でもあった」

  2. 2

    北島三郎(3)「北島ファミリー」の長女・原田悠里が語る御大

  3. 3

    中丸雄一「アパ密会」から2年で“冠番組”…禊は済んでも「元のポジション」には戻れないワケ

  4. 4

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  5. 5

    趣里「大空港」視聴率好調も評価は伸び悩み…父・水谷豊「相棒」後継への期待と“日本的な弱点”

  1. 6

    菊池風磨はジャニー喜多川氏の“推薦”もあって慶大総合政策学部に進学 仕事の合間に1日10時間の猛勉強

  2. 7

    反町隆史「GTO」は視聴率3%台に…同じ“復活作”でも「プラダを着た悪魔2」と明暗分けた大きな違い

  3. 8

    伝説の『アメリカ横断ウルトラクイズ』来年復活へ 番組を取り巻く環境の激変で日テレに突きつけられた課題

  4. 9

    Snow Man佐久間大介が城西国際大学メディア学部映像芸術コースで培った“強力な武器”

  5. 10

    不倫問題の西武・源田壮亮に同情が集まる意外なワケ…妻・衛藤美彩の“幸せアピール”に疲れ果てた?

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    北島三郎(2)2018年に次男が急逝「息子だけど、音楽の、とても良い仲間でもあった」

  2. 2

    菊池風磨はジャニー喜多川氏の“推薦”もあって慶大総合政策学部に進学 仕事の合間に1日10時間の猛勉強

  3. 3

    2026年夏の甲子園は「不作」を通り越して“凶作”…プロスカウトが指摘する異変の原因

  4. 4

    豊昇龍が長期離脱で大の里までピンチ! “ひとり横綱”の重圧で「共倒れ」にならないか

  5. 5

    有望高校球児の進路事情に異変! 青学大は「ドラフト指名と同等の価値」「明大より上」とプロスカウト

  1. 6

    SNSで大バズリ! 高市首相の「激ヤバ発言動画」発掘がブームに…中には悪質な切り取りも

  2. 7

    スマスロ『L戦国乙女5』は前評判での「覇権台」が裏目に…ユーザーの厳しい意見に今後のホールの対応は?

  3. 8

    ヤンキースの「横浜・織田翔希獲得プラン」をスッパ抜く! キーマンに挙がる“日本人実業家”の名前

  4. 9

    夏の甲子園投手 プロ注目の4人をスカウト「ガチ評価」最注目の横浜・織田翔希には“意見”割れる

  5. 10

    佐藤輝明「三冠王」なら年俸いくら? メジャー流出阻止へ阪神が用意する破格の条件