講談師・神田蘭さん 貧乏時代に悩まされたのはガマガエル

公開日: 更新日:

 住んでいたアパートは大家さんの家の敷地内に立っている6畳一間で、家賃は確か6万5000円でした。冷蔵庫や掃除機、電子レンジはもらいもので揃え、洗濯は近くのコインランドリーに通っていました。でも、ここがひどかったんです。1階だったので土の湿気が多くて、部屋の壁には黒カビが膝の高さくらいまで生えていた。まさにカビ屋敷。カビキラーを使っても追いつかず、掃除をしても1週間も持ちません。革靴だってカビで白くなりました。築年数は10年くらいで、そんなに古くなかったのに。

 一番怖かったのは雨が降ると近くの池からガマガエルが大量にやって来ること。敷地の門をくぐると大家さんの家の庭一面に手のひらぐらいの大きさのガマガエルがゲロッゲロッと鳴きながら四方八方にいて。それを通らないと部屋に入れないから怖くて自転車で突っ走ったこともありました。アルバイトや養成所から夜遅くに帰宅すると、暗闇の中からカエルの声だけが鳴り響いてたりしてね。

 喉を鳴らしながらじっと見られていると思うと本当に恐ろしかった。一匹じゃなくて何十匹も、大量にですからね。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    Netflixで話題「古畑任三郎」 伝説の神回《動機の鑑定》に描かれる古美術界のリアリティーに迫る

  2. 2

    メジャー屈指の不人気球団が佐々木麟太郎を指名…“銭ゲバ”マーリンズの黒歴史

  3. 3

    関根勤「枕営業」証言の衝撃…マリエ『すべてはつながっています』発言の真意

  4. 4

    活動終了「嵐」メンバー「消える人」と「生き残る人」…“一番先行きが厳しい”のは?

  5. 5

    高市早苗が「2025年のバカ」第1位!不名誉トップ10に麻生太郎、“ウンコにタカる銀蠅議員”らがランクイン

  1. 6

    ビートルズよりもストーンズよりもすごいバンド、ラトルズ!

  2. 7

    高市首相2カ月ぶり党首討論「嘘と居直り」のデタラメ60分…国民民主に猫なで声、公明には高圧

  3. 8

    高市早苗氏が地元奈良でブチかました“敵前逃亡”…挙げ句に吐いた苦しすぎる“言い訳”

  4. 9

    ドジャース大谷翔平“満身創痍”の深刻度…本人が「ムリ」と判断し前半戦最終登板と球宴を回避

  5. 10

    シングル盤を寄せ集めたB面がマジカルで実に楽しい