著者のコラム一覧
桧山珠美コラムニスト

大阪府大阪市生まれ。出版社、編集プロダクションを経て、フリーライターに。現在はTVコラムニストとして、ラジオ・テレビを中心としたコラムを執筆。放送批評誌「GALAC」に「今月のダラクシー賞」を長期連載中。

50、60代が…芸能界「結婚ラッシュ」の次は“病気ラッシュ”

公開日: 更新日:

 ついこの間まで、芸能人の結婚ラッシュでおめでたい話が続いていたと思ったら、なんと芸能人の病気ラッシュ。

 関西のベテラン夫婦漫才「宮川大助・花子」の宮川花子(65)が血液のがんの一種といわれる「症候性多発性骨髄腫」で闘病中と公表。半年ほど前から治療のために休養していたという。関西で活躍しているものと思っていたら、そんなことになっていたとは。村井国夫(75)も軽度の「心筋梗塞」で出演中の舞台を降板した。俳優座・花の15期生といわれた名優たち。原田芳雄や地井武男、夏八木勲、林隆三と次々に亡くなっていった。村井にはまだまだ頑張ってほしい。

 元フジテレビの笠井信輔(56)は「悪性リンパ腫」。18日には「とくダネ!」で自ら病名と心境を語り、20日の「徹子の部屋」でも「ワイド番組を20年やっていて、有名人の病気や闘病を扱ってきて自分のことだけほっておいてくれというわけにもいかない」と述べた。

 4カ月入院し、2カ月自宅療養、半年後には復帰すると語った。「これから半年間、無給になりますんで」と言っていたが、小倉智昭の事務所は完全出来高払いなのだろうか。スタジオにテレビ東京に勤める妻と三男を連れてきて「(病気になって)妻がとても優しくなったんですよ」と。家族の団結力が強くなったのはいいこと。「ここで負けたらなんのためにフリーになったのか。元気になって戻ってきます」という言葉を信じよう。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    山崎まさよし、新しい学校のリーダーズ…“公演ドタキャン”が続く背景に「世間の目」の変化

  2. 2

    ポンコツ自民のシンボル! お騒がせ女性議員3人衆が“炎上爆弾”連発…「貧すれば鈍す」の末期ぶりが露呈

  3. 3

    遠山景織子の結婚で思い出される“息子の父”山本淳一の存在 アイドルに未練タラタラも、哀しすぎる現在地

  4. 4

    ラウールが通う“試験ナシ”でも超ハイレベルな早稲田大の人間科学部eスクールとは?

  5. 5

    山崎まさよし公演ドタキャンで猛批判 それでもまだ“沢田研二の域”には達していない

  1. 6

    Snow Man目黒蓮と佐久間大介が学んだ城西国際大メディア学部 タレントもセカンドキャリアを考える時代に

  2. 7

    創価学会OB長井秀和氏が語る公明党 「政権離脱」のウラと学会芸能人チーム「芸術部」の今後

  3. 8

    田村亮さんが高知で釣り上げた80センチ台の幻の魚「アカメ」赤く光る目に睨まれ体が震えた

  4. 9

    草間リチャード敬太“全裸騒動”にくすぶる「ハメられた」説…「狙った位置から撮影」「通報が早い」と疑問視する意見広がる

  5. 10

    別居から4年…宮沢りえが離婚発表「新たな気持ちで前進」

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    山崎まさよし、新しい学校のリーダーズ…“公演ドタキャン”が続く背景に「世間の目」の変化

  2. 2

    ドラフト目玉投手・石垣元気はメジャーから好条件オファー届かず…第1希望は「日本ハム経由で米挑戦」

  3. 3

    高市自維政権で進む病人・弱者切り捨て…医療費削減ありき「病床11万床潰し」すでに3党合意の非情

  4. 4

    創価学会OB長井秀和氏が語る公明党 「政権離脱」のウラと学会芸能人チーム「芸術部」の今後

  5. 5

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  1. 6

    ソフトバンクに激震!メジャー再挑戦狙うFA有原航平を「巨人が獲得に乗り出す」の怪情報

  2. 7

    山崎まさよし公演ドタキャンで猛批判 それでもまだ“沢田研二の域”には達していない

  3. 8

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 9

    米価暴落の兆し…すでに「コメ余り」シフトで今度こそ生産者にトドメ

  5. 10

    まだ無名の「アマNo.1サウスポー」評価爆上がり!23日ドラフト「外れ1位」なら大争奪戦も…