米国でも存在感 SNSでトランプに一泡吹かせたK-POPファン

公開日: 更新日:

 欧米でK―POPのファン層が登場したのは、00年代後半。この時期からYouTube、Facebook、Twitterなど世界共通のSNSを通じたプロモーションが展開され、世界中の若者がいつでもK―POPにアクセスできるようになった。

 さらに韓国のコンテンツが大きく注目度を高める契機になったのが、2012年に大ブレークした「江南スタイル」だ。またネットではこの間、ファンコミュニティーが大きく成長。熱心に韓国語の歌詞やニュースを翻訳したり、組織的な動員力を発揮してK―POPアイドルのPRに努めるなど、SNSで活発に活動するようになる。

 アメリカのファンは当初アジア系移民が中心だったが、次第に非白人の若者層に人気が拡大。マイノリティーの彼らはアメリカで主流の文化に疎外感を感じ、非西洋のポップカルチャーを求めていたともいわれる。

 そんなK―POPファンと、韓国映画「パラサイト 半地下の家族」の米アカデミー作品賞受賞に不満を表すようなトランプ大統領の相性は、かなり悪いらしい。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    参政党・梅村みずほ議員の“怖すぎる”言論弾圧…「西麻布の母」名乗るX匿名アカに訴訟チラつかせ口封じ

  2. 2

    二階堂ふみと電撃婚したカズレーザーの超個性派言行録…「頑張らない」をモットーに年間200冊を読破

  3. 3

    選挙3連敗でも「#辞めるな」拡大…石破政権に自民党9月人事&内閣改造で政権延命のウルトラC

  4. 4

    11歳差、バイセクシュアルを公言…二階堂ふみがカズレーザーにベタ惚れした理由

  5. 5

    最速158キロ健大高崎・石垣元気を独占直撃!「最も関心があるプロ球団はどこですか?」

  1. 6

    日本ハム中田翔「暴力事件」一部始終とその深層 後輩投手の顔面にこうして拳を振り上げた

  2. 7

    「デビルマン」(全4巻)永井豪作

  3. 8

    【広陵OB】今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  4. 9

    広陵・中井監督が語っていた「部員は全員家族」…今となっては“ブーメラン”な指導方針と哲学の数々

  5. 10

    キンプリ永瀬廉が大阪学芸高から日出高校に転校することになった家庭事情 大学は明治学院に進学