著者のコラム一覧
三遊亭鬼丸落語家

昭和47(1972)年生まれ。長野県上田市出身。平成9年、三遊亭円歌に入門。前座名は「歌ご」。平成12年、二つ目に昇進し「きん歌」に改名。平成22年、「三遊亭鬼丸」襲名で真打ち昇進。NACK5「ゴゴモンズ」メインパーソナリティー。

「甘えてもいいけどナメるんじゃない」が口ぐせでした

公開日: 更新日:

 4月23日は私の師匠、3代目三遊亭円歌の命日なんです。ついこの間の出来事かと思ってましたが、もう4年前の2017年だったと今ウィキペディアで調べてわかりました。

 師匠が68歳の時に弟子入りした私は入門してすぐに師匠から「おまえが真打ちになる頃、俺は死んでるから」と言われました。前座修業中は内弟子(住み込み)でしたので朝にあんまり遅くまで起きてこないと「予定よりだいぶ早く……」と心配したものです。まあ死ぬ死ぬ言う人ほど長生きで私の真打ち昇進の時には80歳で元気に口上も高座も務めてくれたんですけどね。

「甘えてもいいけどナメるんじゃない」がうちの師匠の口ぐせでした。落語界の師弟関係はあくまでも弟子が師匠を尊敬し、師匠は弟子に無償で商売の元(芸)を与えてくれる関係。「頼んで弟子になってもらったわけじゃねぇ」と言われるとぐうの音も出ません。親は選べないけど師匠はあまたいる芸人の中から自分で選んだ唯一無二の存在ですからナメるわけないんですが、まだ若く未熟だった当時の私はどこか油断があって、ナメてるように師匠からは見えるときが多かったんでしょうね。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網