民放首位「ドラゴン桜」キンプリ髙橋海人効果で逃げ切りか

今作はラーメンをすするシーンが多い（Ｃ）日刊ゲンダイ

　キンプリは５月23日にデビュー３周年を迎え、午前５時23分に公式ツイッター、インスタグラム、YouTubeを開設。ツイッターはすでに45万人、インスタはフォロワー91万人超え（５月27日現在）。YouTubeでは５月30日まで毎日シングル曲のミュージックビデオ、未公開カットを公開予定で、その最終日には午後８時から、初のインスタライブを開くなどネット戦略に長けている。

　23日には、関東圏のローカル番組ながらも初の冠番組「King＆Princeる。」（日本テレビ系）が放送。番組内で「#キンプる」のつぶやきを呼びかけると、ツイッターの日本トレンド１位に続き、世界１位まで獲得。初のメインパーソナリティーを務める「24時間テレビ44」（８月21日～22日）に向けて、大きく弾みをつけた。エンタメライターの伊藤雅奈子氏がこう言う。

「キンプリは平野紫耀さんだけがキャラが目立っているわけでないことが浸透した昨年あたりから、さらにグループ力を高めています。最年長（25歳）でリーダーの岸優太さんは、“言い間違い”や“聞き間違い”が神がかった天然ぶり。レギュラー出演中の『VS魂』（フジテレビ系）では真面目な受け答えで必ず爆笑を取り、千鳥の大悟さんから『岸くんは８歳なの？』と問われるなど、天然キャラで頭角を現し、“キラキラ王子”プラスアルファの新たな側面で注目を浴びつつあります」