深田恭子を襲ったストレスの“正体”…降板ドラマでも迷走劇

公開日: 更新日:

結婚を控えた女性が肌をさらすことは稀有

 しかし、なぜかその一方で、深田は数年おきに写真集を発売し、胸の谷間を強調するようなグラビアを披露してきた。「ルパンの娘」でのピチッとした泥棒スーツもしかり。先月はRPGゲームの新CM発表会にボディーラインがくっきりした超絶ミニ姿で登場した。

 芸能界では結婚を目前に控えた人気女優が公に肌をさらすことはめったにないし、事務所もそんな仕事は入れない。長期的に深田が何を目指していくのか……。その方向性が定まらないことは明らかだった。

■主演ドラマの相手役が決まらず

 主演を務めるはずだった今回のドラマでは、こんな“迷走劇”もあったという。

「深田の相手役探しが難航したのです。ドラマの内容は、深田が演じるゲーム会社の社長と上京したての青くさい若者との恋物語。制作側は相手役に『20代前半、知名度のある若手俳優』というオファーを出していたのですが、『深田さんの相手を務めるのは荷が重い』と及び腰になるプロダクションがほとんどでした。今売り出し中の中川大志に決まりかけた瞬間があったのですが、中川は同じ7月期に日テレ系で主演ドラマ『ボクの殺意が恋をした』が予定されているという理由で話が流れてしまいました。最終的に相手役はTBS系『恋はつづくよどこまでも』で注目された渡辺圭祐に内定しましたが、撮影開始の直前までキャスティングがまとまらなかったことは深田にとってストレスだったはずです」(芸能プロ関係者)

 実はこの数年、深田には常にキャスティングの問題が付きまとってきた。年齢の問題だけでなく、最大の理由は、16年に亀梨和也(35)との交際が発覚したこと。

 2人は15年2月期の「セカンド・ラブ」(テレビ朝日系)の共演で急接近し、“半同棲”も報じられた。筆者も深田が旧山手通り界隈で自らの愛犬と一緒に亀梨の愛犬を散歩させている姿を何度となく目撃している。一度でもジャニーズ事務所に警戒された女優は、ドラマや映画の共演者選びのハードルが高くなってしまう。女優として脂の乗り切った時期に作品と共演者に恵まれなかったことも、深田にとっては気疲れの原因になったはずだ。

 深田は今年10月15日公開予定の映画「ルパンの娘」のプロモーションまでには現場復帰する予定だという。

 それまでに、もつれた糸がほどけると信じたい。

(芸能ジャーナリスト・芋澤貞雄)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    「汽車を待つ君の横で時計を気にした駅」は一体どこなのか?

  2. 2

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  3. 3

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  4. 4

    国分太一は人権救済求め「窮状」を訴えるが…5億円自宅に土地、推定年収2億円超の“勝ち組セレブ”ぶりも明らかに

  5. 5

    創価学会OB長井秀和氏が明かす芸能人チーム「芸術部」の正体…政界、芸能界で蠢く売れっ子たち

  1. 6

    “裸の王様”と化した三谷幸喜…フジテレビが社運を懸けたドラマが大コケ危機

  2. 7

    森下千里氏が「環境大臣政務官」に“スピード出世”! 今井絵理子氏、生稲晃子氏ら先輩タレント議員を脅かす議員内序列と評判

  3. 8

    人権救済を申し立てた国分太一を横目に…元TOKIOリーダー城島茂が始めていた“通販ビジネス”

  4. 9

    大食いタレント高橋ちなりさん死去…元フードファイターが明かした壮絶な摂食障害告白ブログが話題

  5. 10

    菅田将暉「もしがく」不発の元凶はフジテレビの“保守路線”…豪華キャスト&主題歌も昭和感ゼロで逆効果

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  3. 3

    クマ駆除を1カ月以上拒否…地元猟友会を激怒させた北海道積丹町議会副議長の「トンデモ発言」

  4. 4

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  5. 5

    クマ駆除の過酷な実態…運搬や解体もハンター任せ、重すぎる負担で現場疲弊、秋田県は自衛隊に支援要請

  1. 6

    露天風呂清掃中の男性を襲ったのは人間の味を覚えた“人食いクマ”…10月だけで6人犠牲、災害級の緊急事態

  2. 7

    高市自民が維新の“連立離脱”封じ…政策進捗管理「与党実務者協議体」設置のウラと本音

  3. 8

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 9

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  5. 10

    引退の巨人・長野久義 悪評ゼロの「気配り伝説」…驚きの証言が球界関係者から続々