著者のコラム一覧
芋澤貞雄芸能ジャーナリスト

1956年、北海道生まれ。カリフォルニア州ロサンゼルスでテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌を中心に30年以上にわたり芸能・スポーツを中心に取材活動を続ける。代表的なスクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在は、星野源、ディーン・フジオカから羽生結弦、浅田真央まで幅広く取材活動を続ける。日刊ゲンダイDIGITALや現代ビジネスなどで執筆中。ツイッター現代デジタル芸能界一の嫌われ記者 芋澤がぶっちゃける極秘情報

移籍騒動から1年…森七菜の日テレドラマ「逃亡医F」緊急登板はTBSへの“リベンジ”か

公開日: 更新日:

 ちなみにTBSの『妻、小学生になる。』は堤真一(57)が主演、亡き妻役に石田ゆり子(52)、そしてその妻の生まれ変わりに森とは1歳違いの蒔田彩珠(19)が収まっている。

「もし『逃亡医F』の方が『妻、小学生になる。』の視聴率を上回れば、『やっぱり当初のキャスティングで名前が上がっていた森の方がよかった』とTBSは後悔することになるでしょう。森の『逃亡医F』出演は、そんな『TBSに一泡吹かせてみたい』という森側の意思も働いたのではないでしょうか」(前出・ベテラン・マネージャー)

 改めて『恋あた』周辺の関係者を取材すると、当時の収録現場では森へのヨイショぶりがハンパではなかったと口を揃える。「19歳で『逃げ恥』や『恋つづ』の火曜ドラマ枠でヒロインを演じるのはすごいです」「将来、森さんは大女優になる可能性を秘めています」などと散々持ち上げていたそうだ。それが、移籍騒動が表面化するとTBS側はサッと手を引いた。あまりの手のひら返しぶりに、森ならずとも「必ず見返してやる」と思うのは人の情というものだろう。

 来年1月期のドラマ視聴率戦争で最後に笑うのは日テレなのかTBSなのか。火蓋が切られた。

(芸能ジャーナリスト・芋澤貞雄)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景

  5. 5

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  3. 8

    三谷幸喜がスポーツ強豪校だった世田谷学園を選んだワケ 4年前に理系コースを新設した進学校

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋