著者のコラム一覧
吉田隆記者、ジャーナリスト

1984年に写真週刊誌「FRIDAY」の創刊準備メンバーとして専属記者契約を結ぶ。87年の大韓航空機爆破事件では、犯人の金賢姫たちが隠れていたブダペストのアジトを特定、世界的に話題となる。初代「張り込み班チーフ」として、みのもんたや落合博満の不倫現場、市川染五郎(現・松本幸四郎)や石原慎太郎の隠し子、小渕恵三首相のドコモ株疑惑などジャンルを問わずスクープ記者として活躍。

<117>野崎幸助さんの「遺言書ネタ」を週刊誌に持ち込んだOが面会に…

公開日: 更新日:

 野崎幸助さんの新盆を迎える2018年8月、私は早貴被告と番頭格のマコやんと3人で野崎さん宅にいた。ドン・ファンの遺言書ネタを週刊誌に売り込んでいたOが、お盆の最中にドン・ファン宅に来るというので、早貴被告が「対応して欲しい」と私に頼み込んできたのだ。

 こわもてのOであるが、理詰めで対応する私を苦手にしていることは皆が知っていて、彼女も頼んできたのだ。

 お盆の8月14日だったと思うが、3人でリビングにいる時に、フジテレビ系の昼のワイドショーに家政婦の木下さんが出演しているのを目にした。この前週にもTBS系のワイドショーに出演していたので、早貴被告の表情がこわばった。木下さんの部分は録画のようだった。

「木下さん、もうテレビには出演しないって言っていたじゃない」

 彼女は木下さんに電話をかけた。スマホをスピーカーホンにしていたので、私とマコやんは2人のやりとりを聞くことができた。

「ごめんね」

 木下さんは言い訳に終始した上、父親の新盆でもあるので田辺の実家に帰りたかったが、親戚から「帰ってくるな」と言われたとこぼした。

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