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原田曜平マーケティングアナリスト・信州大学特任教授

1977年、東京都生まれ。マーケティングアナリスト。慶大商学部卒業後、博報堂入社。博報堂ブランドデザイン若者研究所リーダーなどを経て、独立。2003年度JAAA広告賞・新人部門賞受賞。「マイルドヤンキー」「さとり世代」「女子力男子」など若者消費を象徴するキーワードを広めた若者研究の第一人者。「若者わからん!」「Z世代」など著書多数。20年12月から信州大特任教授。

M-1グランプリ優勝候補の最右翼オズワルドが意気込みを語る 2019年から3回連続で決勝進出

公開日: 更新日:

「売れる芸人」「売れない芸人」の差とは?

原田 ここまでM-1について伺いましたが、売れる芸人、売れない芸人の差っていうのは何かありますか。

伊藤 タイミングしかないと思うんですよ。めちゃくちゃ面白くてもタイミングが合わなくて辞めちゃった人たちはしこたまいます。逆に、タイミングさえ合えば、面白くなくても売れるかもしれないです。

畠中 「あとはタイミング待ち」っていう面白い芸人なんてゴロゴロいますよ。錦鯉さんなんて芸人界隈では有名で、ずっとめちゃくちゃ面白かったオジサンたちですから。昨年はランジャタイさんやモグライダーさんたちもM-1決勝に出て、知名度も上がって売れたので、やっとタイミングが合ったという感じです。

伊藤 キングオブコントもM-1も世代交代して、そろそろ1組も知らないような年があるかもしれません。2019年のM-1は世間的に知られているコンビってかまいたちさんくらいで、僕たちも初出場でしたけど、世代がガラッと変わった気がします。完全に下の世代ばかりが出る大会になったら、僕たちもしんどくなっていくかもしれないです。とにかく今はM-1の話はしたくないです(苦笑)。

原田 プレッシャーをあまりかけないように心の中で優勝を祈念しますね(笑)。

(構成=高田晶子)

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