著者のコラム一覧
高倉文紀女優・男優評論家

札幌市生まれ。女優・男優評論家。Webサイト「タレントパワーランキング」(アーキテクト=https://tpranking.com/)、雑誌「日経エンタテインメント!」(日経BP社)などで女優や女性アイドルなどの取材・分析を手がけるほか、テレビ番組や週刊誌などにコメントを提供。インタビューしたことがある現役の女優は300人以上を数える。note個人クリエーターページ(https://note.com/tokyodiorama/)。

大友花恋は「若手女優黄金世代」で五指に入る超逸材!

公開日: 更新日:

 98~99年生まれの女優は、88年世代(新垣結衣戸田恵梨香吉高由里子ら)と並んで神がかりに層が厚い黄金世代として知られる。

 その2年間に生まれた女優に数多く取材でインタビューしたが、中でも特に、デビュー当時から、すば抜けた凄さ(存在感・センス・個性など)を感じたのが、98年生まれの広瀬すず福原遥NHK朝ドラ「舞いあがれ!」で主演中)、99年生まれの橋本環奈永野芽郁、そして大友花恋だ。

 ほかの4人と比べると、大友はまだ知名度が高くないかもしれないが、潜在能力と伸びしろでは決してひけをとらないと断言できる。

 バラエティー番組で明るいキャラクターを発揮しているが、普段の彼女も天真らんまんで抜群に親しみやすい人柄。「性格が良い若手女優コンテスト」が行われるとしたら、間違いなく優勝の有力候補だろう。という意見に、彼女に会ったことがある人なら必ず共感してくれるはずだ。

■静の魅力があるエッジの利いた役が似合う

 しかし、女優としては、明るい素顔とは正反対の役を演じることが多く、静の魅力があるエッジの利いた役がよく似合う。彼女の所属事務所「研音」の先輩女優で言えば、成海璃子杉咲花に通じる部分がある。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・梅野がFA流出危機!チーム内外で波紋呼ぶ起用法…優勝M点灯も“蟻の一穴”になりかねないモチベーション低下

  2. 2

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  3. 3

    国民民主党「選挙違反疑惑」女性議員“首切り”カウントダウン…玉木代表ようやく「厳正処分」言及

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    本命は今田美桜、小芝風花、芳根京子でも「ウラ本命」「大穴」は…“清純派女優”戦線の意外な未来予想図

  1. 6

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  2. 7

    時効だから言うが…巨人は俺への「必ず1、2位で指名する」の“確約”を反故にした

  3. 8

    石破首相続投の“切り札”か…自民森山幹事長の後任に「小泉進次郎」説が急浮上

  4. 9

    今田美桜「あんぱん」44歳遅咲き俳優の“執事系秘書”にキュン続出! “にゃーにゃーイケオジ”退場にはロスの声も…

  5. 10

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃