NHK大河「鎌倉殿の13人」アッと驚く最終回…義時は惨殺され、八重は生きている?

公開日: 更新日:

 NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」もいよいよ大詰め、18日放送の最終回で北条義時(小栗旬)の最期が描かれる。どんな死にざまになるのか──。

 脚本の三谷幸喜は「いろいろな人の死に関わっていった彼が、最後、幸せに亡くなっていいんだろうかという思いが凄くあって。だから、(これまでの)大河ドラマではない主人公のラストシーンになった気がしますね」と話し、小栗旬も「(台本をもらって)よくぞ、こういう終わりを書いてくれたなあと思って。やべえな、これやるのか」と驚いたという。

 制作統括の清水拓哉プロデューサーが「もはや小栗旬ではない北条義時の、手負いの獣のような姿に、見ていて窒息しそうになりました」と言うぐらいだから、相当にすさまじい最期なのだろう。「参考になったのは、アガサ・クリスティのある作品」と三谷はヒントを出している。

「次々と登場人物が殺されるので、『そして誰もいなくなった』も考えられますが、『オリエント急行殺人事件』ではないでしょうか。豪華列車の個室で傲岸な成り金が12カ所も刺されて殺されるのですが、犯人は1等車の12人の乗客たちで、全員がそれぞれ恨みを抱いていたというストーリーです。義時に謀殺された人々の親類や縁者が、皆で怨恨を晴らすというエンディングはありだと思います」(放送作家)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    西武フロントの致命的欠陥…功労者の引き留めベタ、補強すら空振り連発の悲惨

    西武フロントの致命的欠陥…功労者の引き留めベタ、補強すら空振り連発の悲惨

  2. 2
    西武の単独最下位は誰のせい? 若手野手の惨状に「松井監督は二軍で誰を育てた?」の痛烈批判

    西武の単独最下位は誰のせい? 若手野手の惨状に「松井監督は二軍で誰を育てた?」の痛烈批判

  3. 3
    巨人・小林誠司の先制決勝適時打を生んだ「死に物狂い」なLINE自撮り動画

    巨人・小林誠司の先制決勝適時打を生んだ「死に物狂い」なLINE自撮り動画

  4. 4
    全国紙が全国紙でなくなる?「新聞販売店」倒産急増の背景…発行部数の激減、人手不足も一因に

    全国紙が全国紙でなくなる?「新聞販売店」倒産急増の背景…発行部数の激減、人手不足も一因に

  5. 5
    花巻東時代は食トレに苦戦、残した弁当を放置してカビだらけにしたことも

    花巻東時代は食トレに苦戦、残した弁当を放置してカビだらけにしたことも

  1. 6
    日本ハムは過去2年より期待できそう 新外国人レイエスが見せつけた恐るべきパワー

    日本ハムは過去2年より期待できそう 新外国人レイエスが見せつけた恐るべきパワー

  2. 7
    大谷はアスリートだった両親の元、「ずいぶんしっかりした顔つき」で産み落とされた

    大谷はアスリートだった両親の元、「ずいぶんしっかりした顔つき」で産み落とされた

  3. 8
    【中日編】立浪監督が「秘密兵器」に挙げた意外な名前

    【中日編】立浪監督が「秘密兵器」に挙げた意外な名前

  4. 9
    WBCの試合後でも大谷が227キロのバーベルを軽々と持ち上げる姿にヌートバーは舌を巻いた

    WBCの試合後でも大谷が227キロのバーベルを軽々と持ち上げる姿にヌートバーは舌を巻いた

  5. 10
    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗

    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗