渡辺徹さんが語っていた「太陽にほえろ!」の思い出 体型が似ていたのでボスの代役を!

公開日: 更新日:

 その時に「太陽にほえろ!」のオモシロ話を語ってくれた。

「刑事部屋のシーンでは最初にボス(石原裕次郎)が映るカットをすべて撮り、ボスが帰ってから他の刑事のカットを撮る。ある日、ボスが帰ってから撮り忘れたカットに気づいたスタッフは困った挙げ句、太り始めてボスに後ろ姿が似てきた僕に『ボスの衣装(背広)を着てボスのデスクの前に座ってて』と。僕は言われた通りに着替えて座り、代役の僕の背中越しにゴリさんやヤマさんが『ボス!』と話しかけて(笑)」

 酒席で、サービス精神たっぷりに話してくれる気さくさとやさしさは、イメージ通りの人だった。

 妻の榊原郁恵は自身のSNSで「改めて……渡辺徹さんは、みんなに愛されていた人だったんだなぁと思いました(今頃かよーって言ってそう)」などと別れを明るくつづった。

【連載】2022年逝った有名人 マル秘取材ノートから偲ぶ

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本中学生新聞が見た参院選 「参政党は『ネオナチ政党』。取材拒否されたけど注視していきます」

  2. 2

    松下洸平結婚で「母の異変」の報告続出!「大号泣」に「家事をする気力消失」まで

  3. 3

    松下洸平“電撃婚”にファンから「きっとお相手はプロ彼女」の怨嗟…西島秀俊の結婚時にも多用されたワード

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    俺が監督になったら茶髪とヒゲを「禁止」したい根拠…立浪和義のやり方には思うところもある

  1. 6

    (1)広報と報道の違いがわからない人たち…民主主義の大原則を脅かす「記者排除」3年前にも

  2. 7

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も

  3. 8

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃

  4. 9

    自民党「石破おろし」の裏で暗躍する重鎮たち…両院議員懇談会は大荒れ必至、党内には冷ややかな声も

  5. 10

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」