草彅剛がリンゴを握りつぶし復讐誓う…「罠の戦争」の鬼気迫る演技に絶賛の声!

公開日: 更新日:

 2020年9月に公開された映画「ミッドナイトスワン」でトランスジェンダー役を演じ、翌年の第44回日本アカデミー賞で最優秀主演男優賞を獲得した演技力は本物だった。

 16日始まった連続ドラマ「罠の戦争」(フジテレビ系)で、主役の国会議員秘書、鷲津亨役を演じた草彅剛(48)のことだ。

 ドラマは、大けがを負い意識不明の重体となった息子を心配し、事件に巻き込まれたのではないかと疑う鷲津が、秘書を務める衆議院議員の犬飼孝介(本田博太郎=71)から「不幸な事故だった」と恫喝され、復讐を誓うストーリー。ビデオリサーチの調べによると、第1話の平均視聴率(関東地区)は世帯9.3%、個人5.5%となった。

 圧巻だったのは草彅の鬼気迫る演技だろう。

 犬飼への復讐を決意したシーンでは、和やかな表情を一変させ、妻の可南子(井川遥=46)に対し、「(犬飼に)助けてもらった恩がある。だから支えてきた。なめられたもんだよな。あんな安っぽい土下座ひとつで。(略)ふざけるな!」と持っていたリンゴを握りつぶし、さらに「あいつらに思い知らせてやる」「犬飼を大臣から引きずり下ろす。二度と政界に戻って来られないくらい、ズタズタにしてやる」とすごむのだが、この草彅のセリフを見た視聴者らが直後から、SNSなどで大絶賛。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  2. 2

    国民民主党の支持率ダダ下がりが止まらない…ついに野党第4党に転落、共産党にも抜かれそうな気配

  3. 3

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  4. 4

    来秋ドラ1候補の高校BIG3は「全員直メジャー」の可能性…日本プロ野球経由は“遠回り”の認識広がる

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  3. 8

    脆弱株価、利上げ報道で急落…これが高市経済無策への市場の反応だ

  4. 9

    「東京電力HD」はいまこそ仕掛けのタイミング 無配でも成長力が期待できる

  5. 10

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー