ジャニーズ「冠番組打ち切り」「スポンサー離れ」の重大局面…ジュリー社長“ゼロ回答”のツケ

公開日: 更新日:

一社が動くと右へ倣えに…

 一方、共同通信は15日、ジャニーズタレントをCMで起用する企業は「『世間の反応をみながら対応を決める』(製造業)と現時点では状況を注視する企業が多い」として、「アサヒグループホールディングス、日清オイリオグループは『性加害が事実であれば遺憾』などとコメントした。両社とも直ちにCM放送を中止しない方針で、日産自動車も慎重に状況を見守る方針という」と報じている。さるキー局広告関係者はこう話す。

「性加害問題に対する世間の視線がますます厳しくなる中、企業にとっては“ジャニーズのタレントを起用していることは性加害を容認していることになる”などと騒がれ、国際的な非難にさらされる事態は絶対に避けたい。一社が動くと、右へ倣えで、全社が動くと思います。ジャニーズサイドとしては、そうならないために、東山紀之が21日放送の『サンデーLIVE!!』で言及したとおり、一度、現体制を完全解体し、コンプライアンス重視の新しい組織を再構築するくらいの覚悟をしなければ存続は危ういのではないでしょうか」

 ジュリー社長の退任もありうる展開だ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    横浜・村田監督が3年前のパワハラ騒動を語る「選手が『気にしないで行きましょう』と…」

  2. 2

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  3. 3

    大の里&豊昇龍は“金星の使者”…両横綱の体たらくで出費かさみ相撲協会は戦々恐々

  4. 4

    渡邊渚“初グラビア写真集”で「ひしゃげたバスト」大胆披露…評論家も思わず凝視

  5. 5

    5億円豪邸も…岡田准一は“マスオさん状態”になる可能性

  1. 6

    カミソリをのみ込んだようなのどの痛み…新型コロナ「ニンバス」感染拡大は“警戒感の薄れ”も要因と専門家

  2. 7

    萩生田光一氏に問われる「出処進退」のブーメラン…自民裏金事件で政策秘書が略式起訴「罰金30万円」

  3. 8

    さらなる地獄だったあの日々、痛みを訴えた脇の下のビー玉サイズのシコリをギュッと握りつぶされて…

  4. 9

    参政党・梅村みずほ議員の“怖すぎる”言論弾圧…「西麻布の母」名乗るX匿名アカに訴訟チラつかせ口封じ

  5. 10

    辻希美“2億円豪邸”お引っ越しで「ご近所トラブル」卒業 新居はすでに近隣ママの名所