近藤真彦はジャニーズに関し今後もダンマリ?中森明菜との“金屏風会見”から続くメディア不信

公開日: 更新日:

■金屏風会見から続くメディアとのボタンの掛け違え

 元“事務所の長男坊”の発言は重い。もし近藤が何か重大な事実を明かせば事務所の存続にも関わってくるかもしれない。そんな展開を期待する向きもありそうだが、「近藤はこのまま何も話さず、時が過ぎるのを待つだけのような気もします」と話すのは老舗芸能事務所関係者だ。

「近藤はこれまで、彼の節目となる出来事があった時は、必ずと言っていいほどメディアとの間にボタンの掛け違えが生じています。そんなメディアに対する不信感があるのでしょう。自分が何かを語ることで、自分の真意ではない捉え方をされることを恐れているのです」

 1989年7月、当時交際していた中森明菜(58)が近藤のマンションの浴室で手首を切って自殺を図るという騒動が起きた。その年の大晦日、2人は揃ってホテルで記者会見したが、なぜか金屏風の前で自殺未遂の真相を中森が語り、近藤が今後も励ますと約束するという内容だった。

「この時、中森が騙し討ちでメディアの前に引っ張り出され、近藤から破局を伝えられたという噂が飛び交いました。いくらなんでも近藤がそんなことをするはずがありませんが、近藤はあの会見の後、ものすごい批判を浴びました。さらに3年前には『週刊文春』に不倫をスクープされてバッシングを受けました。あれがジャニーズ事務所を退所した原因だと報じるメディアがありましたが、近藤は釈明も否定もしませんでした。やはり、メディアに何を言っても悪く書かれるのでは……という諦めにも似た気持ちがあるのでしょう」(同)

 東山紀之新社長(56)は10月2日に社名変更や、藤島ジュリー景子前社長の所有株式などについて改めて会見を開く。この機を逃したら、もうその「時期」は来ない気がするが、果たして近藤は何か語るのだろうか。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  2. 2

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  3. 3

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  4. 4

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした

  2. 7

    有本香さんは「ロボット」 どんな話題でも時間通りに話をまとめてキッチリ終わらせる

  3. 8

    巨人は国内助っ人から見向きもされない球団に 天敵デュプランティエさえDeNA入り決定的

  4. 9

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  5. 10

    佐藤輝明はWBC落選か? 大谷ジャパン30人は空前絶後の大混戦「沢村賞右腕・伊藤大海も保証なし」