福原遥&水上恒司はトバッチリ…アニメファンを巻き込んだ「あの花」略称パクリ論争の行方

公開日: 更新日:

「芸能人の愛称にしても、たとえば今となれば《マツケン》と言えば、『マツケンサンバ』の松平健さんでしょうが、ひと昔前は松山ケンイチさんもそう呼ばれていた。《アッコさん》も一般的には和田アキ子さんでしょうが、業界内では松本明子さんをそう呼ぶ人もいる。最近では《ふみきゅん》と聞いたら、ジャニーズファンならA.B.C-Z河合郁人さんを思い浮かべるでしょうけど、広島県民は岸田文雄首相かもしれませんし……」(在京キー局プロデューサー)

 確かに《ふみきゅん》で検索すると、粒あんの大福をどら焼きの生地で挟んだ「広島ふみきゅん焼き」もヒットする。

■“数”がモノを言う

「どちらも言い分があって、なかなか論争の“出口”はないでしょうが、結局は“数”がモノを言うわけです。商標登録しているとかになると話は別ですが、いくら《こっちが先》と主張したところで、検索して先にヒットする方が勝ちというか、マツケンしかりアッコさんしかり、数で勝った方が世間一般の常識として定着していくわけです。《あの花》も現時点では完全にアニメに軍配が上がりますが、福原さんと水上さんの映画が信じられないほどの大ヒットとなれば、形勢は逆転するかもしれませんよ」(前出の在京キー局プロデューサー)

 何だか映画「あの花」は公開前から妙なプレッシャーがかかってしまったようだ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 2

    農水省ゴリ押し「おこめ券」は完全失速…鈴木農相も「食料品全般に使える」とコメ高騰対策から逸脱の本末転倒

  3. 3

    TBS「ザ・ロイヤルファミリー」はロケ地巡礼も大盛り上がり

  4. 4

    維新の政権しがみつき戦略は破綻確実…定数削減を「改革のセンターピン」とイキった吉村代表ダサすぎる発言後退

  5. 5

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  1. 6

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  2. 7

    粗品「THE W」での“爆弾発言”が物議…「1秒も面白くなかった」「レベルの低い大会だった」「間違ったお笑い」

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  5. 10

    巨人阿部監督の“育成放棄宣言”に選手とファン絶望…ベテラン偏重、補強優先はもうウンザリ