高橋一生「ブラック・ジャック」高視聴率も続編困難か…永尾柚乃“完璧ピノコ”再現に年齢の壁

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 元テレビ誌編集長は「高橋さんのブラック・ジャックはもちろんですが、柚乃ちゃんがピノコの決めセリフ『アッチョンブリケ』をどんな感じで言うのか、最初から注目して見ちゃいましたもんね。ああ、これは確かに想像以上にピノコだなあ、とニヤニヤしちゃいました」と笑いながら、こう続ける。

「続編、シリーズ化、連ドラ化を希望する声も多いですが、実際には難しいかと。柚乃ちゃんのピノコが完璧すぎたからです。原作を知っている人なら分かるでしょうが、ブラック・ジャックによって“再生”したピノコは身長が伸びない。体は“成長”しません。でも、現実の柚乃ちゃんは成長する。ピノコを演じるとしても、せいぜい後1年ぐらいでしょう。9歳、10歳となればもっと大人びてくるはず」

 7歳の今だからこそ“完璧なピノコ”が演じられたというわけだ。

「原作改変が批判の的になることはままありますが、こと今回の『ブラック・ジャック』に関しては、むしろ原作の持つ雰囲気を壊すことなく、よくここまで現代風にアレンジできたものだと感心しましたね。ドクター・キリコに石橋静河さんという配役に批判の声もありましたが、ドラマ全体を通して、中高年のオールドファンも納得の出来では。脚本の森下佳子さんが原作のエピソードをつなげ、いくつもプロットを作っては捨てという作業を繰り返したというのも分かります。制作陣の熱量とか、苦労の跡がしのばれました。それだけに同じキャスト、スタッフで続編を望みたいのはやまやまですが……」(スポーツ紙芸能デスク)

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