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芋澤貞雄芸能ジャーナリスト

1956年、北海道生まれ。カリフォルニア州ロサンゼルスでテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌を中心に30年以上にわたり芸能・スポーツを中心に取材活動を続ける。代表的なスクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在は、星野源、ディーン・フジオカから羽生結弦、浅田真央まで幅広く取材活動を続ける。日刊ゲンダイDIGITALや現代ビジネスなどで執筆中。ツイッター現代デジタル芸能界一の嫌われ記者 芋澤がぶっちゃける極秘情報

パワハラ報道の橋本環奈"人気凋落"が春ドラマで鮮明に…一方で好感度上げたのは多部未華子

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同世代の共感を呼び、マクドナルドCMも好評な多部

「続・続──」と「対岸の家事」が登録者数120万人を超えた一方、視聴率第1位の「キャスター」がトップ3位にも入れず、登録者数も40万人以上離された下位になっている。これは「キャスター」の視聴者がもっぱら中高年のTBS日曜劇場の固定ファンで、若い世代の視聴者がほとんど反応していないことを示す。そして、橋本の「天久──」はTVerのお気に入り登録数ではトップ10にも入っていない。

 橋本は昨年、ヒロインを務めたNHK連続テレビ小説「おむすび」が始まってすぐ「週刊文春」のパワハラ報道に見舞われ、そのまま朝ドラ史上ワースト視聴率という不名誉な記録を残したが視聴者の“橋本環奈離れ”が一層顕著になった形だ。

「細かい分析はこれからですが、今言えることは“若い視聴者層が橋本出演のドラマには興味を持っていない”という事実でしょう。医療ものとミステリーという、2つの人気ファクターが入っているにもかかわらず“お気に入り登録”が伸びないのは、若い視聴者から敬遠されていることを裏付けています」(テレビ関係者)

 逆にこのランキングで、好感度が上がっていることを示したのが「対岸の家事」の多部だ。

「5月初旬からスタートしたマクドナルドの“セット500”CMも好評だったようです。クライアントの分析によれば、多部にはスキャンダルの類いが一切ない女優としての清潔感があり、特に同世代の女性には、『対岸の家事』の好演が、育児に家事にひたむきに頑張っているイメージを抱かせているというのです。ドラマのストーリーが、専業主婦の悩みを掘り下げていることも、共感を呼ぶ材料のひとつになっているようですね」(芸能関係者)

 ドラマが始まってすぐにスキャンダル疑惑が報道されることになった橋本と永野は、4月期の連ドラの“お気に入り登録者数”で、はからずもファン離れの動きが示されることとなった。

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