“電撃引退”西内まりやだけでない…カネに群がる毒親や親族に悩まされた「芸能人の家族トラブル」
松阪慶子も中森明菜も父親が亡くなるまで絶縁が続いた
今や名バイブレ-ヤーとして活躍している松坂慶子(72)は2歳年下のギタリストの高内春彦氏との結婚が発端で、両親と絶縁状態に陥った苦い経験がある。
「松坂はニューヨークで活動していた無名のギタリストの高内さんと結婚。当時、松坂はトップ女優で、誰が見ても収入格差がありました。父親は『どこの馬の骨かもわからない男』と結婚に大反対。母親も父親に従ったことで、親子は断絶状態になった。当時の女性週刊誌やワイドショーの格好のネタになりました」(芸能ライター)
父親は憎悪からメディアの取材に高内さんへの罵詈雑言を繰り返したことで、夫を庇い続けて松坂は堪忍袋の尾が切れて、1992年に絶縁宣言。父親が07年12月に英明さんが他界するまで絶縁状態は続いた。
「完全復帰した中森明菜も、アイドル歌手として大ブレークした頃から、彼女が稼いだカネを当てにする親族と折り合いが悪くなり、歌手に道を後押しした母親が95年6月にガンで58歳で亡くなって以降、父親と兄と絶縁状態が続いていました。そんな父親は昨年の12月に他界し、最後まで復縁することはなかったんです」(前出・芸能ライター)
西内に限らず、芸能人とういのは人気が出て稼けるようになると、親兄弟や親族に群がられる悲しい宿命なのかもしれない。
(本多圭/芸能ジャーナリスト)