永野芽郁、「お兄ちゃん」呼びの“癖”を暴露されて可哀想。“妹アピ”に騙される単純な男が多すぎる件

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コクハク

坂口健太郎のことは「けん兄」呼び

【「残念プロフェッショナル」の流儀】

 今年4月、田中圭との不倫疑惑スキャンダルで世間を騒がせた永野芽郁が、3年ほど前の交際相手・坂口健太郎から二股をかけられていたという熱愛報道が飛び出し、またさらに好感度を下げる事態となっています。

 坂口とは独身同士の恋愛ですから本来は問題ありませんし、二股かけられていた永野は言わば被害者なのですが、彼女による「お兄ちゃん」呼びが物議を醸しているのです。

 恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラーの堺屋大地さんは、永野芽郁をどう分析しているのでしょうか。

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  ◇  ◇  ◇

永野芽郁(俳優、26歳)

「お兄ちゃん」呼びされた男たち
 坂口健太郎さんとの交際に関しては、永野芽郁様は二股をかけられていた側なのですが、つい半年ほど前に田中圭さんとの不倫疑惑があったばかりということもあり、芽郁様の清純派イメージは完全崩壊。

 そんななか、芽郁様がかつて坂口さんのことを「けん兄」と呼んでいたことが掘り起こされ、兄的存在として慕っていたにもかかわらず手を出したということで、彼女へのバッシングが過熱しているのです。

 しかも、芽郁様が「お兄ちゃん」呼びしていたのは坂口さんだけでなく、数多くの共演者へ兄妹アピールをしていたことが発覚。

 坂口さんとは2015年公開の映画『俺物語!!』と2020年公開の映画『仮面病棟』で共演していましたが、『俺物語!!』主演の鈴木亮平さんのことを芽郁様は、「お兄ちゃんみたいな存在」と語っていたことがありました。

 ほかにも、2017年放送のドラマ『僕たちがやりました』(フジテレビ系)で共演した窪田正孝さんを「おにーちゃんみたいな大先輩」と呼び、2017年公開の映画『ひるなかの流星』で共演した三浦翔平さんと白濱亜嵐さんを「お兄ちゃんたち」と呼んでいたのです。

 鈴木さん、窪田さん、三浦さん、白濱さんとは恋愛関係にはなっていないでしょうが、大衆は「あんたには何人お兄ちゃんがいるんだよ」とドン引きしているというわけです。

いかんせん単純でアホな男がたくさん

 そもそも芽郁様と坂口さんの熱愛が発覚する以前から、一般社会でも周囲の男性を「お兄ちゃん」呼びするタイプに対して、強い嫌悪感を抱いている女性は多くいました。

「私はこの男のことは恋愛対象にしていませんよ、性的な目で見ていませんよ」という健全さを前面に押し出しながら懐いていき、距離を縮めていくあざとさ。“妹”アピールで相手の男性の警戒心を解いて、仲の良い“兄・妹”としてボディータッチするなどして、徐々に親密になっていく計算高さ。

 世の女性の多くは傍目で見ながら、“妹”アピ女に「お兄ちゃん」呼びでロックオンされている男性たちに対して、「騙されちゃダメだよ!」と心の中で叫んでいたもの。しかし、いかんせん単純でアホな男はたくさんいるため、まんまと“妹”アピ女の術中にハマっていく。

 そうして“妹”アピ女にも、簡単に騙される男どもにも、イライラを募らせていたのです。

「お兄ちゃん」呼び被害を一掃した?

 けれど発想の転換をすると、芽郁様は世の男たちが気付いていなかった“妹”アピ女の悪質性を白日の下にさらすために、自らが犠牲となって警鐘を鳴らしてくれたという考え方もできます。

 実際、今回の芽郁様の騒動のおかげで「お兄ちゃん」呼びする人自体が激減し、“妹”アピ女の魔手に引っかかる男性も激減するでしょう。そして、周囲の“妹”アピ女にイラついていた女性たちの留飲も下がっていくのではないでしょうか。

 そう考えると、芽郁様は“「お兄ちゃん」呼び被害を一掃するプロフェッショナル”と言えそうです。

“「禁断の愛」疑似プレーのプロ”

 とはいえ、芽郁様は“妹”アピ女を根絶し、“「お兄ちゃん」呼び被害を一掃するプロフェッショナル”として、歴史を動かした! ……というのは、さすがに好意的に解釈しすぎでしょう。

 筆者はこう思うのです。彼女の場合、「お兄ちゃん」呼びはただ単に性癖だったのではないか、と。

 芽郁様にとって「お兄ちゃん」呼びは、“「禁断の愛」の疑似プレー”であって、恋愛関係になってはいけないという縛りを自ら作っておきながら、それをぶっ壊すことに快感を覚えていたのかもしれません。そういうプレーが好きだという癖(へき)は、不倫と違って社会的にはなにも問題ないはず。

癖も十人十色。悪いことじゃない

 趣味趣向は十人十色ですし、癖も十人十色。何も悪い事はないのです。むしろ今回の坂口さんとの一件は、彼女の癖が暴露されてしまって、かわいそうだと同情すべきスキャンダルだったのではないでしょうか。

 きっと芽郁様はただ単に、“「禁断の愛」疑似プレイのプロフェッショナル”だっただけなのです……!

(堺屋大地/コラムニスト・ライター・カウンセラー)

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