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一般社団法人 日本健康経営専門医機構

医師を中心に医療従事者が健康経営を体系的に学び、企業に専門的支援を行う一般社団法人。健康経営を経営戦略として根付かせ、企業価値の向上と持続的成長を支援し、社会全体の健康づくりに寄与することを目的として活動している。代表理事は東貴大医師。この連載は、賛同医師による各分野の医療の悩みをリレー形式で紹介。 <https://jhba.org/> 社団法人日本健康経営専門医機構

「喉に魚の骨が刺さった」ご飯を飲み込んだら咽後膿瘍に…正しい対処と受診のタイミング

公開日: 更新日:

 40代の会社員Bさんは、夕食中に魚を食べていた際、喉に違和感を覚えました。小骨が引っかかっただけだろうと考え、ご飯を丸呑みして押し流そうとしましたが、違和感は消えません。そのままにしていましたが、数日後には喉の腫れと38度の発熱があったため、病院を受診しました。その結果、「咽後膿瘍(いんごのうよう)」と診断されました。これは喉の奥に膿がたまる感染症で、症状によっては手術が必要となります。また、適切な治療が遅れると命に関わることもあります。Bさんは運良く抗生剤の点滴と数日の入院で治癒しましたが、その間仕事を休むことになりました。

 喉に魚の骨が刺さった場合、「ご飯やパンを飲み込んで押し流す」という方法は、医学的には推奨されていません。この行為によって骨がさらに深部に押し込まれ、粘膜を傷つけ、感染症や膿瘍形成のリスクを高める恐れがあります。骨が粘膜下に入り込んだ場合には、炎症が広がり、縦隔炎や敗血症といった重篤な合併症を引き起こす可能性もあります。

■喉に違和感を覚えたらまず唾液を何度か飲み込む

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