フジ「FNS歌謡祭」は計8時間…民放TV局の“長尺”音楽番組は視聴率や広告は取れるの?
■制作費やキャスティングにメリットが……
そして、オイシイのは営業面だけではありません。長尺でやってもそんなに膨大な制作費がかかるわけではない…というか、それなりに制作費はかかるのですが、なんというか放送時間が短くてもそれなりに手間もお金もかかるのに、それを長くしたからと言って制作費が比例して増えるわけではないのが、放送局にとっては都合の良いポイントです。どうせ大掛かりな生放送の音楽番組をやるために、大規模にセットを組んで多人数のスタッフを揃えるなら、長時間やっちゃったほうがコスパがいいんです。
キャスティングもじつは長尺の方がやりやすい。「豪華キャスト勢揃いですけど、出演しませんか?」と言われた方が、人気者もオッケーを出しやすいんでしょうね。だから、長尺の音楽番組は、放送局にとっても出演者にとってもスポンサーにとっても、まさに「三方良し」というか、「ウィンウィンウィン」なわけです。
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