著者のコラム一覧
桧山珠美コラムニスト

大阪府大阪市生まれ。出版社、編集プロダクションを経て、フリーライターに。現在はTVコラムニストとして、ラジオ・テレビを中心としたコラムを執筆。放送批評誌「GALAC」に「今月のダラクシー賞」を長期連載中。

あの人もこの人も…この世を去った2025年 テレビはお世話になった人に対して冷たい

公開日: 更新日:

肉体は消えても作品は残る

 というわけで、今年亡くなった有名人をここに残しておく。あの人もこの人も亡くなった。

 元日に亡くなったのが俵孝太郎。ある時期フジテレビニュースキャスターをしていて「こんばんは! 俵孝太郎です」という挨拶はビートたけしはじめ、多くの人にモノマネされていた。後に「マジカル頭脳パワー!!」などのクイズバラエティーにも出演し、硬派なだけでない一面も見せた。

 3月はいしだあゆみと芦屋小雁、4月は露口茂が旅立った。露口は「太陽にほえろ!」の山さんで知られるが、ドキュメンタリー「人間蒸発」も忘れられない。5月は大衆演劇の沢竜二、浅草芸人昭和のいる。

 6月は「太閤記」のねねや「黄金の日日」の淀君など数々の大河ドラマに出演し、妖艶な演技を見せた藤村志保。大河つながりで「独眼竜政宗」の脚本を手掛け、後に関係した女性の特徴を克明にメモした手帳を妻にバラされて話題になったジェームス三木。元大関で歌手としても活躍した増位山太志郎。

 7月は日活3人娘の一人で冒険家の和泉雅子、「サインはV」の中山麻理、「黒ネコのタンゴ」が大ヒットした皆川おさむもいる。

 9月は橋幸夫ビリー・バンバン菅原孝、11月は仲代達矢、嵐山光三郎、「トラック野郎」シリーズで活躍した中島ゆたかが亡くなった。

 幸いにも肉体は消えても作品は残っている。年末年始は追悼の意味を込めて観賞してみては。

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