のん&菊池風磨で12年半ぶり民放連ドラレギュラーも…"完全復活"を阻む「能年玲奈の影」
のんが能年玲奈として出演した「あまちゃん」は平均視聴率20.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録し、「じぇじぇじぇ」は流行語大賞も受賞した。その頃と比べて潜在的視聴率はどれくらいなのか。
「ドラマを含めた地上波テレビそのものが苦戦しているため、単純比較が難しいのですが、当時の勢いは見る影もありません。象徴的なのは13年ぶりに地上波連ドラ出演となった今年4月27日放送のTBS系日曜劇場『キャスター』でしょう。第3話だけのサプライズ出演はテレビ、新聞等で大きく報道されましたが、視聴率は前話から約1ポイントダウン、第1話からは3ポイントも落としました。勇気を持ってキャスティングしたTBS系日曜劇場スタッフにとっては肩を落とす結果となってしまいました」(前出のテレビ関係者)
■視聴者が求めるキラキラした「あまちゃん」のイメージ
「あまちゃん」に視聴者が夢中になったのは、キラキラとしたピュアな、“小さな田舎の地元アイドルによる村おこし”という発想を元気いっぱい演じた20歳そこそこのヒロインだった。「能年玲奈」が表舞台から消えて十余年、キャリアを積んで演技力や表現力は更に増したのかもしれないが、やはりウワサも含めたネガティブなイメージがつきまとう“訳あり女優”のレッテルは今後もついて回ると想定できる。


















