5年ぶり視聴率復活に浮かれる「NHK紅白」 “国民的音楽番組”の気になる今後を占う
昨年大みそかに放送された NHK紅白歌合戦 は、久々に「数字」という結果を残した。今回の「第76回」の第2部(午後9時~)の平均世帯視聴率は、35.2%(関東地区・ビデオリサーチ調べ=以下同)。過去最低だった2023年の31.9%から3.3ポイント上昇し、3年ぶりに35%台を回復。午後7時20分からの第1部も30.8%だった。
キー局編成関係はこう話す。
「局内では、特に後半の山場となる数字に胸を撫で下ろしたそうです。視聴率分析では、クライマックス帯で最も高い瞬間視聴率を記録したのは“究極の大トリ”として「青い珊瑚礁」を熱唱した松田聖子の39.9%。若者向けの企画一辺倒ではない構成が、結果的にテレビの前の幅広い世代をつなぎ留めたとみられています」
放送100年目の節目ということもあり、今回は若い歌手だけでなく、矢沢永吉、松任谷由実、郷ひろみ、玉置浩二、松田聖子ら、60代、70代の大御所アーティストが数多く登場した。局関係者の間では「やはり紅白は“懐かしさ”と“安心感”がないと数字が取れない」という声が出ており、久々の高視聴率に、局内は浮足立っているという。


















