「黒い十人の女」バカリズム脚本のブラックコメディー
女同士のバトルと不思議な共闘がじわじわと笑える。それにしても船越P、モテ過ぎだろう。しかも仕事がらみの女性にばかり、手を出し過ぎ! 脚本は、14年の「素敵な選TAXI(センタクシー)」(フジテレビ系)で、「第3回市川森一脚本賞」奨励賞を受賞したバカリズムだ。15年の単発ドラマ「かもしれない女優たち」(同)も、なかなかの出来だった。
このドラマでは、原作の「9人の愛人&妻で黒い十人」という基本設定を生かしながら舞台を現代に移し、当時のテレビ界や芸能界の生態をデフォルメして描いていく。
たとえば、水野美紀演じる舞台女優の活動を「情熱大陸」風に見せて、思いきり笑わせてくれた。また、愛人の立場に不満をもつ成海とトリンドルが、それぞれに若い男との浮気(?)を敢行。特に成海は相手がまたもや妻帯者で大騒動となる。
水野美紀が針の振り切れた演技を披露し、トリンドル玲奈が「ババア!」を連呼し、成海璃子がライバルをぶっとばす。「女って怖いなあ」と思ってもよし、「船越やるなあ」と感心してもよし。チャチャを入れながら笑って見ることができた。


















