(10)勤務時間延長で緊急補充! 67歳の新人警備員は問題児?
私の勤めているショッピングセンターの核の店舗であるディスカウントストアが少し前に24時間営業となった。いままでは営業は午前10時から午後9時までだったのが、いきなり24時間営業となった。働く側としては「たまったもんじゃない」というのが正直な気持ちだ。しかし、残念なことだが、ここは働き方改革とは無縁の売り上げ至上主義をモットーとするディスカウントストアなのである。「仕事があるだけいいじゃないか」といわれれば反論できないのだが……。
とはいっても、午前0時から午前6時くらいまでの時間帯は、お客さまが数人ほどしかおらず、日によっては0人のこともしばしば。人件費や光熱費などを考えたら、その時間帯は完全に赤字である。せめて段階的に営業時間を延長して、様子を見たほうがよかったのではないかと思う。一度決めてしまうと元に戻すのは難しいと思う。まあ上層部が決めたことだから雇われている人たちは反対することも許されず従うしかない。
いろいろと考えなければならないのは、下請けである私たち警備会社の対応なのである。24時間営業になる3カ月前から社内には情報が流れ、店舗の従業員のシフトや業者の搬入や搬出などの割り振りの準備が進んだ。だが、警備会社から私たち警備員には何の連絡もなかった。そこで警備員のリーダーである隊長が本社の担当に問い合わせた。しかし、「まだ何も決まっていない」とのこと。そこで、せめて新しい人が来るのか、あるいはほかの警備会社に泊まりの警備を委託するのかと聞いたのだが、「わからない」のひと言。しかたなく今後の会社からの連絡を待つことになった。


















