NHK Eテレ「偉人の年収 How much?」歴史上の人物の意外な収入に驚きの連続
あの偉人が街で物乞い?
69連勝した時の大横綱・双葉山の年収は数千万円とされているが、タニマチからその何倍ものオコメ(小遣い)をもらっていた。外国ではベートーベン数千万円、ピカソ127億円、アインシュタイン1億円、アガサ・クリスティーは6億円の印税。驚くのはサグラダ・ファミリアの建築家ガウディで、教会からの報酬を受け取らず、晩年は収入ゼロ。街で物乞いのようなことをしていた。
番組はこれまで120人以上を取り上げているが、「苦労するのは今の円への換算です」と制作に協力しているエコノミストは言う。
「同じ一両でも江戸時代の時期によって価値は違うし、米を基準にするか、労賃を基準にするかでも変わってきます。ましてや外国貨幣なんかは、本当に流通していたのかわからないものがあったりします」
■今野浩喜がいい!
この番組のもう一つの見どころは今野浩喜の怪演。偉人に扮して司会の谷原章介と山崎怜奈からインタビューを受けるのだが、アドリブ乱発で、オードリー・ヘプバーンの時は、やりとりの最中に「あっ、ローマに行かなくちゃ」と消えてしまう。「ローマの休日」の撮影に出かけたというオチだ。こんなシャレた笑いがある番組が少なくなった。
(海原かみな/コラムニスト)



















