『レクイエム・フォー・ドリーム 4Kリマスター』ダイエットと麻薬の依存症でもがく“不幸の親子どんぶり“

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新宿武蔵野館ほかにて全国順次公開中

 この「レクイエム・フォー・ドリーム」は2000年の作品。4Kリマスターで映像を鮮やかに磨き上げてリバイバル公開となった。筆者は25年前の日本公開時に見逃したので今回は試写で見学、面白さに圧倒された。いささかの古くささも感じられない寓話的な魅力の作品だ。

 主演のエレン・バースティンはアカデミー賞主演女優賞にノミネートされ、ボストン映画批評家協会賞女優賞とシカゴ映画批評家協会賞女優賞を受賞した。熱演である。

 舞台はニューヨーク。未亡人のサラ(バースティン)は古いアパートで一人息子のハリー(ジャレッド・レト)と暮らしている。唯一の楽しみはテレビを見ながらチョコレートを食べること。

 ある日かかってきた一本の電話がサラの運命を大きく変える。大好きなクイズ番組のスタッフがサラに出演をオファーしたのだ。

 テレビに出るときの衣装はお気に入りの赤いドレスにしようと、サラは浮かれ気分で試着するが、運動不足とチョコのせいでサイズアウトしていた。そこでダイエットを試みるものの、つい食べてしまう。医師に「ダイエット薬」を処方してもらったサラは食欲が失せ、見る見るうちに痩せていくが、その薬はアンフェタミン(覚醒剤)だった。

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