中高年にはデメリット多し 「レーシック手術」は老眼を早める

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■手元が見づらくなる

 レーシック手術を受けると、遠くが見えない近視でも、近くが見えない遠視でもない状態になると期待している人がほとんどだろう。しかし、実際は、“近視をなくして遠視にする”ようなもの。中高年にとっては、老眼に悩む時期を早めてしまうことにもなりかねない。

「レーシック手術は角膜をレーザーで削り、屈折率を変えて遠方視力を向上させるものです。その際、裸眼視力を確実に1.0に仕上げようとするため、遠視方向に過矯正するケースが多い。これなら、仕上がりが少しぶれたとしても1.0の視力を出すことができるからです。しかし、近視をなくして遠視気味に削ってしまうので、手元が見づらくなります。年をとれば、誰でも老眼になります。レーシック手術は、遠視=老眼になるタイミングを自分で早めてしまうことになるのです」(清澤院長)

 パソコンを使って作業する機会が多い45歳のグラフィックデザイナーがレーシック手術を受けたところ、画面がぼやけて見づらくなってしまった。ピント調節のために老眼鏡を試しても改善せず、どうにもならないと頭を抱えている例もある。近視でメガネをかけている人は、メガネのレンズによって遠方がはっきり見えるように調節している。老眼になって手元が見づらくなったら、メガネを外せばピントを合わせることができる。

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