病気予防効果あり コーヒーで「体にいい」4つの成分

公開日: 更新日:

 さらに、1日に3~5杯のコーヒーを飲んでいる人は、飲まない人に比べて将来アルツハイマー型認知症になるリスクが最大62%低下するという。認知能力の低下を防ぐ成分が何なのかはまだはっきり分かっていないが、カフェインが短期的記憶力を向上させたり、計算速度を速めたり、作業時間を持続させることが分かっている。やはり、コーヒーは認知機能を活性化させるのだ。

■飲み過ぎは逆効果

 コーヒーに多くの病気を予防する効果があるのは間違いない。しかし、飲み過ぎは逆効果なので気をつけたい。

「コーヒーには体によくないとされる成分も含まれていて、6杯以上飲み続けると心血管系疾患の発症リスクが逆に高まったという調査もあります。私は1日1~3杯で十分と考えています。ただし、妊娠中の女性など、カフェインの過剰摂取を避けなければいけない人は注意が必要です」

 より効果的な飲み方もある。深煎り豆と浅煎り豆を1:1でブレンドし、ペーパードリップ式で入れる。お湯の温度は90度以下にして、蒸らし時間をしっかりとるためゆっくり抽出する。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動