歯茎に優しく、歯周病予防 歯ブラシより「指磨き」のススメ

公開日: 更新日:

“最近、歯磨きをするとえずく”“歯茎に毛先が当たって痛いし、出血もする”“歯の詰め物が取れそう”

 年を重ねるにつれ、歯の健康の重要さはわかってくるが、若い頃のように歯ブラシで思いっ切り歯を磨くのに抵抗感を持つ中高年は少なくない。歯茎や歯の表面が弱ってくるからだ。ならば、歯ブラシを使わない歯磨きを試してはどうか? 例えば歯磨きティッシュ、歯の指磨きだ。

「歯茎を痛めず、歯をシッカリと磨ける。それを指で実感できるし、歯の指磨きはシニアにはぴったりの歯磨き法です」
 こう言うのは自由診療歯科医師で「八重洲歯科クリニック」の木村陽介院長だ。

 歯の指磨きとは聞き慣れないが、介護の現場では以前から行われている口腔ケア法だ。水を使わずふき取るだけの「歯磨きティッシュ」なる商品は昔からあるし、最近は一般向けに指サックの表面に歯ブラシがついた歯の指磨きグッズも市販されている。指が直接、歯や歯茎に触れるわけではないので、衛生的に問題はない。

 では指磨きにはどんなメリットがあるのか?

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    国分太一コンプラ違反で無期限活動休止の「余罪」…パワハラ+性加害まがいのセクハラも

  2. 2

    クビ寸前フィリーズ3A青柳晃洋に手を差し伸べそうな国内2球団…今季年俸1000万円と格安

  3. 3

    高畑充希は「早大演劇研究会に入るため」逆算して“関西屈指の女子校”四天王寺中学に合格

  4. 4

    「育成」頭打ちの巨人と若手台頭の日本ハムには彼我の差が…評論家・山崎裕之氏がバッサリ

  5. 5

    進次郎農相ランチ“モグモグ動画”連発、妻・滝川クリステルの無関心ぶりにSNSでは批判の嵐

  1. 6

    「時代と寝た男」加納典明(19) 神話レベルの女性遍歴、「機関銃の弾のように女性が飛んできて抱きつかれた」

  2. 7

    吉沢亮「国宝」が絶好調! “泥酔トラブル”も納得な唯一無二の熱演にやまぬ絶賛

  3. 8

    ドジャース大谷「二刀流復活」どころか「投打共倒れ」の危険…投手復帰から2試合8打席連続無安打の不穏

  4. 9

    銘柄米が「スポット市場」で急落、進次郎農相はドヤ顔…それでも店頭価格が下がらないナゼ? 専門家が解説

  5. 10

    ドジャース佐々木朗希 球団内で「不純物認定」は時間の問題か...大谷の“献身投手復帰”で立場なし